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南牧村 五十嵐亮さん(30代)

南牧村 五十嵐亮さん(30代)

名前 五十嵐亮さん
ふりがな いがらし りょう
年齢 30代
移住時期 2013年
職業・主な活動等 農業
前住所 神奈川県
出身地 神奈川県

地域の人々に見守られ、支えられ、
やっと南牧村の農家らしくなってきた。

農業を学ぶ旅の果てに見つけた
自然農法と理想の土地

「山間地で自然農法をしたい」。
その思いを胸に、一握りのお金と自転車を携えて、五十嵐亮さんは南牧村にやって来ました。
あれから、3年。
「だんだん南牧村の農家になってきたなと感じています。充実した毎日ですよ」と五十嵐さんは笑います。

神奈川県横浜市出身の五十嵐さんは29歳の時、会社員を辞め、農業を学ぶ旅に出ました。
最初に向かったのは、香川県の慣行栽培を行うレタス農家。
その後、花卉栽培と離島農業を学びに沖永良部島へ渡り、沖縄の自家菜園、北海道の自然農法養鶏とケール農家、山形の有機栽培サクランボ農家・お米農家へ。
4年に及んだ旅の中で、さまざまな農法に触れた五十嵐さんは、山の土を使い無肥料、無農薬で育てる自然農法に強く惹かれるようになったといいます。
同時に、過疎化や農業を担う若者不足など農村が抱える課題にも直面しました。
一方で、移住者が過疎化が進む田舎で農業に関わり、地域活性化を成功させているケースも目にしました。
「僕も旅で見つけた理想の農業をやりながら、地域に役に立つ何かができるかもしれない」。
これが、五十嵐さんが旅を終わらせ、移住を決断したきっかけです。

自然農法をやりたくて、南牧村にやって来た
その思いがすべての始まりでした

住まいは空き家バンクで見つけました。
南牧村の自然と広い土間がある家を見て、「ぴんと来た」と即決した五十嵐さんですが、いざ、南牧村で生活を始めると、「本当にこの場所で、たった一人でやっていくのかと、頭が真っ白になった」といいます。
「これまでは仕事に行けばお金が入ってきた。でも、ここでは、何もしないでぼうっとしていたら、食べていくことさえできない。すごく焦りました」と振り返ります。
焦る気持ちを落ち着かせ、自然農法をやりたくて、ここへ来たという思いを行動に表していった五十嵐さん。
仕事や畑を紹介してくれる人や相談相手など、人の輪が増えていったといいます。
「この村には、僕の『おもい』を見ていてくれる人がいる。それが支えになりました」と話します。
また、「移住した目的が明確で強い気持ちがあれば、サポートしてくれる人が現れる。そういう流れが自然と生まれてくると感じました」と加えます。

3回目のシーズンを終え、五十嵐さんの自然農法による野菜づくりは、軌道に乗ってきました。
「ここで結婚して、ここで子どもを育てていきたい」。
五十嵐さんは今、この南牧村で次のステージを見つめています。