更新日:2018年05月16日
(この記事は、「ぐんま暮らしレポート」を一部抜粋して、再編集したものです)
夏になると、関東一の祭り囃子と称される「鬼石夏祭り」で盛り上がるこの地に、東京で造形教室の講師をしながら、絵描きをしていた髙村木綿子さんは移住しました。
移住して最も印象的だったのは、人づきあいの仕方。「商店街を歩いていると、全然知らない人から声を掛けられました。しかも、私の名前まで知っていて、最初は戸惑いましたね」と髙村さんはいいます。
東京では近所の人と会ってもあいさつを交わす程度、「だから、最初はどう対処したらいいか、わからなかったですね。でも、だんだんと皆さんの好意や温かさを感じるようになっていきました」。
結婚をし、子どもが生まれてからは、鬼石の人々の温かさがより心にしみるようになったという髙村さん。
「息子を連れて歩いていると、皆さん、親戚の子に会ったかのようにかわいがってくれます。町中に親戚がいるような感じで、心強いです」と笑います。
髙村さんは子育てをしながら、創作活動を続けています。
また、2015年夏には鬼石周辺にある三つの小学校でワークショップを行いました。
「地域の子どもたちが、ものづくりをするような場所をつくっていきたい」。
そう髙村さんは次の夢を語っています。
6月2日(土)に東京交通会館3階で開催される「あなたの夢×移住先 マッチングフェア ~はじめてみよう群馬から~」のイベントに、藤岡市も出展します。
トークイベント「私、○○したくて群馬に移住しました!」では、同じく藤岡市鬼石地区に移住し、古民家を復元してギャラリー・カフェを営む渡辺嘉達さんご夫妻にお話いただきます。
詳しくは、コチラの記事でご覧ください。